スタッフBLOG

本田宗一郎の顧客主義

2024年10月19日(土) 17:03

0.01%の故障でも故障率100%。

本田宗一郎の顧客主義とは

本田宗一郎にとって、顧客とはどういう存在だったのか。彼の言葉から見ていきましょう。

■本田宗一郎の言葉

ホンダの創始者である本田宗一郎の有名な言葉としては
「いちばん長いこと付き合わなきゃならねえ人のことを考えろ、いちばん長いのはお客さんだろ、その次は売った店の修理工だろ、その次が、ウチの工場の人間だ」
というようなものがあります。

また、テストの段階で部品が故障するトラブルが発生したときのこと。
本田宗一郎の出す解決策が、コストに響くと考えた部下は、この部品の故障率は0.01%だから対策しなくても大丈夫です。と反論すると、本田宗一郎は、
「その一個を買ったお客さんにとっては100%の確率じゃないか、何を考えているのだ」
と言って部下にカミナリを落としました。

物事の本質をこのような言葉は的確に語っています。 サービスや商品をお客さんに提供する立場であれば、クリエイターに自分自身がなるべきで、仕事としては新しい価値をお客さんに提供することです。