スタッフBLOG

「人生100年時代の住まい」事業で募集開始

2024年 04月 18日 (木) 17:17

「人生100年時代の住まい」事業で募集開始 支援付住宅など

国土交通省は

『人生100年時代』に生きる高齢者や障害者、子育て世帯などが安心して健康に暮らせる住環境の整備を促進することが目的。ライフステージに応じて変化する居住ニーズに対応したモデル的・先導的な事業に対し支援を行う。

募集するテーマは、

(1)課題設定型

(2)事業者提案型

(3)事業育成型

(4)支援付き住宅型

(5)子育て住宅型

(6)子育て公営住宅型

の6テーマ。住宅・施設の建築主や管理者、生活支援サービスの提供者などが対象となる。

補助率は、調査設計計画費が3分の2、住宅整備費のうち建設・取得が10分の1、改修が3分の2、技術の検証費、情報提供・普及に要する費用が3分の2。1案件あたりの上限額は育成型が500万円、その他が3億円。応募の締め切りは、(1)(2)(3)が7月11日と9月26日。(4)(5)(6)が12月13日。

補助率と上限

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(1)「課題設定型」では、ひとり親向けシェアハウス、IoT活用による子どもの見守りなど子育て世帯向け住環境の整備、こども食堂など多様な世帯の互助を促進する地域交流拠点の整備、長く健康に暮らせる高齢者住環境の整備、住宅団地の再生につながる地域の居住継続機能整備などへの取り組みを支援する。(3)「事業育成型」では、(1)課題設定型、(2)事業者提案型の事業化に向けた調査・検討事業に対して支援を行う。 (4)「支援付き住宅型では、多様な世帯への住まいの提供と、見守りや自立支援を併せて実施する取組、(5)「子育て住宅型」では、子育て世帯への住環境の提供と、見守りや自立支援を併せて実施する取組が対象。(6)「子育て公営住宅型」では、公営住宅ストックを活用し、子どもを産み育てやすい環境を整備する取組を支援する。

2024年4月17日

“我慢の省エネ”

2024年 04月 04日 (木) 10:19

断熱性能が高まるほど光熱費は上昇
“我慢の省エネ”の現れか?

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今回のアンケートでは、具体的な光熱費の額について聞いた。冬(2月)の金額を見ると、最も多いのは「1万~1万5000円未満」の29.3%。全体では2万円未満が6割を超えている。全国平均は2人以上の世帯で2万9986円(総務省「家計調査」2023年2月分)なので、性能のボトムアップが進む新築では確かに暖房負荷が減っていると見てよさそうだ。

ただ断熱等級の別に見ると、上位等級になる(断熱性が高い)ほど一定以上の金額になる傾向が見られる。等級7は約4分の1が「1万5000~2万円未満」なのに対し、等級4や5では1万5000円未満が半数近くなっている。断熱性が低い住宅に住む人ほど、いわゆる“我慢の省エネ”で、暖房の使用時間が短くなる傾向がうかがえる。

また、空調の運転方法別では「一日中つけっぱなし」よりも「人がいるときだけ使用する」「極端に寒い時だけ使用する」のほうが、光熱費の金額が低い傾向も見られた。高断熱住宅で無暖房というよりは、これも “我慢の省エネ”を表す結果だと言えるだろう。

夏(8月)は冬よりも金額にばらつきが見られるものの、月1万5000円未満が5割以上を占めている。

失敗からの窓選び

2024年 04月 03日 (水) 15:18

失敗からの窓選び

窓は家づくりの中でも重要なパーツの一つ。外観や、部屋の明るさ、断熱、防犯など、生活に大きく影響を与えるものです。今回は1回目の家づくりで失敗した経験をいかした窓選びのポイントをご紹介。

窓の知識① 窓の種類とコスト

窓選びにはいくつかのポイントがありますが、わが家が重視したポイントは以下の4つ。

・外観
・防犯性
・予算
・断熱

窓は基本的には、引き違い窓、縦すべり窓、横すべり窓、上げ下げ窓、FIX窓の中から選ぶことがほとんどだと思います。それぞれの窓の主な特徴を表にしました。

窓の知識2 防犯性能

これからすると、北欧風ハウスの窓は「引き違い窓以外」が候補になるのですが、引違い窓以外は高価という問題があります。そこで、わが家は目立たないところだけ引き違い窓を採用しコストを抑えることに。

ハウスメーカーと契約する前に、引き違い窓以外の窓を採用すると、どれくらい見積もりが上がるかチェックしておくことが重要になってきます。

ちなみに、わが家の場合、窓の総額は120万円でした。業者の仕入れ値でこの価格ですから窓が家の建築費用に大きく影響することが分かります。

窓の知識2 防犯性能

2つ目は窓の防犯性能。わが家は窓の防犯対策については以下を検討しました。

・シャッター
・防犯ガラス
・格子
・鍵
・窓の位置
・窓の大きさ

この中でも防犯ガラスは想像以上に高額でした。わが家は目立つ部分だけに採用しましたが、その他はお手頃な格子付き窓にすることに。

また、お金をかけずにできる防犯対策として、窓の位置と窓の大きさを工夫するのもおすすめです。

わが家は防犯が必要な1階の窓に幅25cmの縦すべり出し窓をいくつか採用。縦すべり出し窓は、開くと開口部が狭くなるので侵入しにくくなる構造も決め手でした。

窓の知識3 断熱性能

1回目の家づくりの時、わが家は断熱については全く無頓着でした。これが1回目の最大の失敗だったと言っても過言ではありません。

家全体の断熱性能に窓の性能が大きく影響していることを知らずに、窓の性能が低いプランでハウスメーカーと契約してしまったのです。その後、1回目のハウスメーカーとは解約となり事なきを得ましたが、そのまま家が完成していたら今ごろ後悔していたかもしれません。

具体的には、上でご紹介した窓の気密性の話や、サッシの素材、スペーサーの素材、Low-Eの種類、ガス入りの有無、などなど本来なら部屋ごとに適した仕様を選ぶ必要があったのに、そんなことつゆ知らずすべてハウスメーカー標準仕様になっていました。

最終的にわが家は「アルミ複合サッシのLow-Eガラス(遮熱タイプ)」の窓を採用。さらに2階リビングは性能の高い窓にグレードアップしました。

樹脂サッシにもあこがれましたが、住んでいるエリアを考慮しつつ、わが家の予算の範囲では最高の窓を選べたので何があっても後悔はありません(今のところ)。

わが家の窓の仕様

以上をふまえた結果、わが家がたどりついた窓の仕様がこちら。

サッシ工事

さて、サッシ工事の日。わが家がこだわりにこだわった窓たちが搬入されていました。

夕方にはこのとおりすべての窓が設置完了。ちゃんとLow-Eガラスになってる?細かいところをチェックする窓オタクになってしまいました(笑)。

次はアイシネンの吹付け断熱工事。木工事もそろそろ終わりに近づいてきました。