スタッフBLOG

以下の目次順に、わかりやすく説明をしていきます。

目次

  1. 旧耐震基準を選ぶメリット
  2. 新耐震と旧耐震の違い
  3. 新耐震、旧耐震にかかわる制度
  4. まとめ

まず、初回第一回は

旧耐震基準を選ぶメリット

戸建て住宅では新耐震基準が好まれます。

日本ではどこで地震が起きてもおかしくない地域ですので、

地震に強い家が求められるのは当然です。

その中でも旧耐震基準を選ぶメリットがあります。

それは住宅価格の安さと耐震改修工事です。

住宅価格の安さ

住宅価格が安いのは、築年数が経過しており金額が安くなります。

不動産評価を計算するうえで、旧耐震基準で建てられた住宅は最低価格で計算されます。

新築時の1割程度。100~200万円ほどです。

また、100~200万円となると建物解体費用に相当するため

交渉次第では解体費用と相殺ということもできます。

また、火災保険は築年数に関わらず新築を立て直した時の費用で計算されるため、

旧耐震でも保険料が変わらないのもポイントです。

耐震改修工事で新基準に適合させる

旧耐震基準で建てられた住宅であっても、

耐震改修工事をすることで新耐震基準に適合する建物を手に入れられる点です。

行政は耐震改修工事に力を入れています。

日本ではどこで地震が起きてもおかしくない地域に加えて、

旧耐震基準で作られた建物もたくさん残っています。

これらの建物を耐震補強して地震被害を少なくすることを目的に補助を勧めています。

気になる費用も、国や都道府県から補助金を出すところが多く、

少額で補強することもできます。

例えば、東海地震が心配される静岡県や愛知県では100万円近い補助金を受けるところもあります。

技術も進歩しています。

壁を壊さずに耐震補強できる工法も登場しており、

以前よりずっと耐震補強工事が行いやすくなりました。

住みながら耐震補強工事を行うこともできるので、費用の節約にもなります。

次回は、新耐震と旧耐震の違いのを説明します