スタッフBLOG
失敗からの窓選び
窓は家づくりの中でも重要なパーツの一つ。外観や、部屋の明るさ、断熱、防犯など、生活に大きく影響を与えるものです。今回は1回目の家づくりで失敗した経験をいかした窓選びのポイントをご紹介。
窓の知識① 窓の種類とコスト
窓選びにはいくつかのポイントがありますが、わが家が重視したポイントは以下の4つ。
・外観
・防犯性
・予算
・断熱
窓は基本的には、引き違い窓、縦すべり窓、横すべり窓、上げ下げ窓、FIX窓の中から選ぶことがほとんどだと思います。それぞれの窓の主な特徴を表にしました。
窓の知識2 防犯性能
これからすると、北欧風ハウスの窓は「引き違い窓以外」が候補になるのですが、引違い窓以外は高価という問題があります。そこで、わが家は目立たないところだけ引き違い窓を採用しコストを抑えることに。
ハウスメーカーと契約する前に、引き違い窓以外の窓を採用すると、どれくらい見積もりが上がるかチェックしておくことが重要になってきます。
ちなみに、わが家の場合、窓の総額は120万円でした。業者の仕入れ値でこの価格ですから窓が家の建築費用に大きく影響することが分かります。
窓の知識2 防犯性能
2つ目は窓の防犯性能。わが家は窓の防犯対策については以下を検討しました。
・シャッター
・防犯ガラス
・格子
・鍵
・窓の位置
・窓の大きさ
この中でも防犯ガラスは想像以上に高額でした。わが家は目立つ部分だけに採用しましたが、その他はお手頃な格子付き窓にすることに。
また、お金をかけずにできる防犯対策として、窓の位置と窓の大きさを工夫するのもおすすめです。
わが家は防犯が必要な1階の窓に幅25cmの縦すべり出し窓をいくつか採用。縦すべり出し窓は、開くと開口部が狭くなるので侵入しにくくなる構造も決め手でした。
窓の知識3 断熱性能
1回目の家づくりの時、わが家は断熱については全く無頓着でした。これが1回目の最大の失敗だったと言っても過言ではありません。
家全体の断熱性能に窓の性能が大きく影響していることを知らずに、窓の性能が低いプランでハウスメーカーと契約してしまったのです。その後、1回目のハウスメーカーとは解約となり事なきを得ましたが、そのまま家が完成していたら今ごろ後悔していたかもしれません。
具体的には、上でご紹介した窓の気密性の話や、サッシの素材、スペーサーの素材、Low-Eの種類、ガス入りの有無、などなど本来なら部屋ごとに適した仕様を選ぶ必要があったのに、そんなことつゆ知らずすべてハウスメーカー標準仕様になっていました。
最終的にわが家は「アルミ複合サッシのLow-Eガラス(遮熱タイプ)」の窓を採用。さらに2階リビングは性能の高い窓にグレードアップしました。
樹脂サッシにもあこがれましたが、住んでいるエリアを考慮しつつ、わが家の予算の範囲では最高の窓を選べたので何があっても後悔はありません(今のところ)。
わが家の窓の仕様
以上をふまえた結果、わが家がたどりついた窓の仕様がこちら。
サッシ工事
さて、サッシ工事の日。わが家がこだわりにこだわった窓たちが搬入されていました。
夕方にはこのとおりすべての窓が設置完了。ちゃんとLow-Eガラスになってる?細かいところをチェックする窓オタクになってしまいました(笑)。
次はアイシネンの吹付け断熱工事。木工事もそろそろ終わりに近づいてきました。